農業総合研究所が農作物の輸出を手掛ける世界市場を子会社化

■輸出拡大を目的としたプラットフォーム作りを推進

 農業総合研究所<3541>(東マ)は16日、世界市場(東京都港区)が実施する第三者割当増資を引き受け、子会社化すると発表した。

 世界市場は、日本の農産物を海外へ輸出することを目的に2015年9月17日に設立。これまで、農業総合研究所経由で仕入れた日本の農産物を香港やマレーシアなどアジアを中心にテストマーケティングを実施し、国際輸送にかかる鮮度保持技術、コストに加え現地消費者の品質及び販売価格の許容範囲などを検証してきた。今後は国内のみならず、生産者と海外のスーパーなどをつなぐ事業展開が必要不可欠であると認識しており、子会社化により海外への輸出拡大を目的としたプラットフォーム作りを推進する。引受価格3500万円、株式譲渡予定日2016年8月30日。なお、世界市場は非連結子会社に該当する。

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