【銘柄フラッシュ】フライトHDなどが急伸し自社株買いのトレジャー・ファクトリーなども活況高
- 2016/8/17 16:55
- 株式投資ニュース
17日は、円相場が昨日の夕方に一時1ドル99円台まで進んで当面の目標達成感が出てきたとされ、円高への警戒感が後退。NY原油の約1ヵ月ぶり高値水準なども好感されて国際石油開発帝石<1605>(東1)が6.5%高と大きく上げて戻り高値を更新したほか、新日鐵住金<5401>(東1)は中国・国務院常務会議を機に同国の過剰設備の解消が進む期待などから一段ジリ高の6.9%高。住友重機械工業<6302>(東1)は野村證券が17日付で投資判断を「ニュートラル」から「買い」に引き上げたと伝えられ、この銘柄にしては大幅な値上がりの8.2%高。
東証1部銘柄の値上がり率1位はフュージョンパートナー<4845>(東1)の14.4%高となり、ソフトブレーン<4779>(東1)との業務提携が連日好感されて2日連続ストップ高。値上がり率2位は自社株買いを発表したトレジャー・ファクトリー<3093>(東1)の11.6%高となり、3位は同じく自社株買いを発表したサカイオーベックス<3408>(東1)の11.1%高。
フライトHD<3753>(東2)は同社製品のNTTドコモ「iD」対応開始などが好感されてストップ高の25.0%高。Jトラスト<8508>(東2)は発行株数の6.6%相当を上限とする自社株買いなどが好感されて7.7%高。
モバイルファクトリー<3912>(東マ)は同社ゲームキャラクターを用いたLINEスタンプの好人気や任天堂<7974>(東1)の上げなどが好感されて11.3%高。ザインエレクトロニクス<6769>(JQS)は超高速伝送技術が言われて10.0%高の急伸。プロシップ<3763>(JQS)は株式分割と株主優待制度の導入が好感されて8.3%高となった。