元気寿司はハワイの「輸入冷凍ホタテ」問題の影響受けるが次第に持ち直す
- 2016/8/18 13:31
- 株式投資ニュース
■ハワイ衛生当局の検査進み下値を拾う
元気寿司<9828>(東1・売買単位100株)は18日、朝方の1871円(80円安)を下値に持ち直す展開となり、後場寄り後には1968円(17円高)まで浮上した。17日、ハワイのオアフ島及びカウアイ島内の11店舗が輸入冷凍ホタテに関する問題でハワイ州衛生当局より営業停止命令を受けたと発表し、この日は8%安の1951円(160円安)となり、となったが、18日の正午過ぎに「第2報」を発表。概要が明らかになったとして下値を拾う動きが出ている。
「第2報」では、「A型肝炎の発症の原因である可能性が高いと疑われている「輸入冷凍ホタテ」についてですが、ハワイ衛生当局の公表では、「FROZEN INPORTED SCALLOPS」(輸入冷凍ホタテ)と表記しておりますが、日本では、いわゆる「貝柱(原料名:イタヤ貝)」と言われております。原産地については、現在、同局とFDAハワイ(アメリカ食品医薬品局)において調査中と発表しております」「順次、ハワイ衛生当局の検査を受け(中略)、現在のところ1店舗検査が終了し、営業再開に向けて準備を進めております」などとした。