【株式市場】円相場が1ドル99円台に定着し日経平均は大引けにかけて次第安

株式

◆日経平均の終値は1万6486円01銭(259円63銭安)、TOPIXは1290.79ポイント(20.34ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億7609万株

チャート14 8月18日後場の東京株式市場は、為替が引き続き1ドル99円台で高どまりしたことなどが影響し、自動車株などが軟調に推移。また、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などの大手銀行株や保険株なども軟調だったため、日経平均は時間と共に下げ幅を広げ、大引けにかけて264円23銭安(1万6481円41銭)まで下押し、大幅反落となった。主な株価指数はそろって安い。

 後場はソニー<6758>(東1)がゴールドマン・サックス証券による目標株価引き上げなどが好感されて強く、日本写真印刷<7915>(東1)は直近にかけて証券会社の投資判断引き上げが相次ぎ一段高。さが美<8270>(東1)は親会社のユニーグループHDによる投資ファンド・アスパラントグループ(東京都港区)への売却発表が材料視され急伸。アンジェス MG<4563>(東マ)は引き続き重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬に関する臨床拡大などは好感されて出直りを強め、ネクストウェア<4814>(JQS)はデジタル地図サービスと自動運転分野への期待などで急反発。

 東証1部の出来高概算は18億7609万株(前引けは8億1672万株)、売買代金は2兆1485億円(同9399億円)。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は304(同674)銘柄、値下がり銘柄数は1594(同1118)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、パルプ・紙の1業種のみ(前引けは12業種が値上がり)した

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