燦キャピタルMが東京五輪の宿泊施設不足解消に向けた「宿坊」開発など材料に急伸

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■一方ではエリアクエストの好決算が寄与したとの見方も

 不動産流動化などの燦キャピタルマネージメント(燦キャピタルM)<2134>(JQS・売買単位100株)は19日の後場寄り後に一段高の134円(22円高)まで上げ、出直りを強めている。手掛かり材料としては、8月初旬に、外国人観光客の宿泊需要増加をとらえて寺社の「宿坊」(参拝者のための宿泊施設)開発や創生プロジェクトに参画すると発表したこと、また、ビルテナント開発などのエリアクエスト<8912>(東2)が19日に発表した6月決算が大幅増益だったことなどが言われている。

 8月4日の発表によると、「宿坊」開発は、一般社団法人全国寺社観光協会(以下、全国寺社観光協会)、株式会社和空プロジェクトが手がける宿坊創生プロジェクトにかかわる投融資やアレンジメント・サービス業務を受託し、同協会が取組んでいる宿坊創生プロジェクトに参画するもの。

 「宿坊創生プロジェクト」とは、全国寺社観光協会が中心となって宿坊の魅力を日本から世界へ伝え、2020年東京五輪へ向けて宿泊施設不足解消の為に、宿坊を新たに生み出すことを目標とする取組み。

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