【材料でみる株価】ラオックスは16年12月期減額修正の織り込み完了して基調転換
- 2016/8/19 16:37
- 材料でみる株価
ラオックス<8202>(東2)が基調転換の動きを強めている。16年12月期減額修正の織り込みが完了して出直りの動きを強める可能性がありそうだ。
■16年12月期は減額修正して減収減益予想
8月12日に16年12月期通期連結業績予想を大幅減額修正し、減収減益予想となった。訪日外国人旅行客の購入対象が高額品から消耗品に移行し、購買単価が想定以上に下落したようだ。
■株価のネガティブ反応は限定的、上昇に転じて基調転換
減額修正に対する株価の反応は、翌8月15日に前日比39円安の650円まで売られる場面があったが、6月の年初来安値604円まで下押すことなく、終値では前日比22円高の711円まで上伸した。そして17日762円、18日765円まで上伸する場面があった。
日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破して基調転換の動きを強めている。16年12月期減額修正の織り込みが完了して出直りの動きを強める可能性がありそうだ。