sMedioが有力IT企業の子会社化などを材料に11%高
- 2016/8/22 15:08
- 株式投資ニュース
■デジタルセキュリティや、VR関連技術を取り込む
IT機器の「つなげる、つながる」領域のソフト開発で先行するsMedio(エスメディオ)<3913>(東マ・売買単位100株)は22日の後場一段強い展開になり、11%高の1740円(177円高)まで上げて2日続伸基調となった。22日付で、セキュリティ関連のソフトウエア開発やVR(バーチャルリアリティ)関連技術のタオソフトウエア(東京都江戸川区)を完全子会社とする簡易株式交換の株式処理完了を発表。子会社化そのものは7月に発表済みだが、改めて思い出して注目し直す動きがあるようだ。
発表によると、タオソフトウエアは、Androidソフト開発に強みを持ち、セキュリティ関連のソフトウエア開発に定評があり、また、VR(バーチャルリアリティ)関連の技術もある。タオソフトウエアの子会社であるリスクファインダー株式会社は、ソフトウエアの脆弱性を検知するソフトウエアを開発・販売し、デジタルセキュリティ関連事業を展開。大手携帯キャリア会社にも豊富な納入実績を持つ。増条項かによる業績拡大と株価の長期的な値上がりが期待されている。