【注目銘柄】住友商事はミニゴールデンクロスを示現、下値不安が少なく配当利回り妙味も増す

注目銘柄

 住友商事<8053>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現、下値不安が少なく配当利回り妙味も増す銘柄として注目したい。

 同社グループは、金属事業部門、輸送機・建機事業部門、環境・インフラ事業部門、メディア・生活関連事業部門、資源・化学品事業部門の5つの事業部門と国内・海外の地域組織が連携し、同社グループの強みである「総合力」を発揮しながら、日本はもとより世界各地でグローバルに事業を展開している。幅広い産業分野において、資源開発や製造事業などの川上分野から流通事業などの川中分野、そして小売り・サービス業などの川下分野に至るまで事業領域を拡大し、バリューチェーンを構築している。

 昨年度からスタートした中期経営計画「Be the Best, Be the One 2017」(BBBO2017)では、「目指す姿の実現に道筋をつける」ことをテーマとして取り組んでいる。課題と正面から向き合い、経営改革を着実に実行するとともに、成長戦略を推進し、より強固な収益基盤を構築している。グループ一丸となって、速やかに成長軌道への回復を図り、「目指す姿」の実現に向けてまい進している。

 8月1日大引け後に発表した今2017年第1四半期業績実績は、売上高が9210億4400万円(前年同期比2.2%減)、経常利益が375億9000万円(同65.6%減)、純利益が226億6000万円(同72.4%減)に着地。

 今17年3月期業績予想は、売上高と営業利益については明らかにしていないが、経常利益が1700億円(前期比21.3%増)、純利益が1300億円(同74.4%増)を見込んでいる。配当予想は50円(第2四半期末25円、期末25円)継続を予定している。

 株価は、3月8日につけた年初来高値1263.5円から6月28日に年初来安値975.5円と調整。8月3日安値995.1円と売り直されて上昇。ミニゴールデンクロスを示現。出直る気配となっている。財務省8月4日受付の大量保有報告書で三井住友信託銀行株式会社が62,559,530株(5.00%)取得したことがわかっており、日銀のETF買いに絡んで、1000円割れが底値として意識された感はある。今17年3月期第1四半期は、銅やニッケルの価格低迷などが響き大幅減益だったが、足元では資源価格が持ち直しており、収益改善が期待される。今期予想PER10倍台・PBR0.66倍と割安感があるほか、配当利回り4.5%と利回り妙味も増しており、水準訂正期待される。下値不安は少なく買い妙味が膨らみそうだ。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る