【株式市場】円相場に不透明感漂うが材料株など強く日経平均は反発

株式

◆日経平均の終値は1万6597円30銭(99円94銭高)、TOPIXは1306.71ポイント(9.15ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億2287万株

チャート15 8月24日後場の東京株式市場は、日本時間の夜に米国の7月の中古住宅関連指数の発表があり、円相場に不透明感が漂う中で、トヨタ自動車<7203>(東1)が一段ジリ高となって前場の高値を上回り、日経平均は小動きながら100円高の1万6600円前後を保って堅調に推移した。主な株価指数は総じて高い。

 スクリーンホールディングス<7735>(東1)が北米の半導体製造装置のBBレシオ好調などを好感して一段ジリ高となり、ブラザー工業<6448>(東1)は大和証券による目標株価の引き上げなどが好感されて後場も強く、酒井重工業<6358>(東1)三井住建道路<1776>(東2)は東京五輪に向けた遮熱道路舗装などを材料に高い。ALBERT<3623>(東マ)はAI(人工知能)ディープラーニング関連事業にかかわる発表が好感されて上げ、ジオネクスト<3777>(JQG)は引き続き市場に出回っている新株予約権の全額取得など好感し高い。

 東証1部の出来高概算は13億2287万株(前引けは6億4042万株)、売買代金は1兆6077億円(同7377億円)。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は1237(同1222)銘柄、値下がり銘柄数は587(同595)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、金属製品、保険、輸送用機器、陸運、非鉄金属、証券・商品先物、ガラス・土石、空運、精密機器、などとなった。

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