ソフトバンクGは個人向け劣後債など好感し続伸

ソフトバンク

■戻り売りの圧迫気になるが買い戻しの威力も注視

 ソフトバンクグループ<9984>(東1・売買単位100株)は25日、6656円(63円高)で始まり、2日続伸基調の出直り継続となっている。個人投資家向けの劣後債を3500億円相当分、9月に発行すると24日に発表。機動的な資金調達との見方が出ている。

 このところの株価は8月17日に7012円まで上げて年初来の高値を更新し、出直り基調を強めている。その前の2015年は7000円前後から8000円前後のゾーンで横ばいだったため、この水準まで上げると戻り売りの圧迫が強まるとの見方はあるが、信用売り残が高水準のまま出直ってきたため、売り建て玉を買い戻す動きが強まるとこうした圧迫をハネ返す可能性はあるようだ。

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