東京エレクトロンが円安など好感し約1カ月ぶりに年初来の高値

株式市場 銘柄

■円相場次第だが北米地域のBBレシオなども買い材料に

 東京エレクトロン<8035>(東1・売買単位100株)は29日、続伸の始まりとなり、取引開始後に9367円(196円高)と約1カ月ぶりに年初来の高値を更新した。前週後半は北米地域の半導体製造装置のBBレシオ(出荷額に対する受注額の比率、7月分)の好調が伝えられて出直りを強め、今朝は、円相場が米FRB議長発言などを受けて円安再燃となったことが好感されている。

 輸出型の優良株といったイメージがあるためか、円高に触れた場合のリスクが警戒されることが少なくない銘柄。その分、円安基調が再燃した場合は強さを発揮しやすいといえる。

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