【株式市場】円安基調は鈍化したがトヨタなど堅調で日経平均は朝安のあと回復

株式

◆日経平均の前引けは1万6743円32銭(5円83銭高)、TOPIXは1314.50ポイント(1.26ポイント高)、出来高概算(東証1部)は昨日に続いて少なく5億8513万株

チャート15 8月30日(火)前場の東京株式市場は、昨日の円安基調が鈍化したため、日経平均は朝寄り後に59円64銭安(1万6677円85銭)まで軟化する場面があったが、トヨタ自動車<7203>(東1)は堅調なままジリ高基調を続け、海外比率8割のユニデン<6815>(東1)も強いなど円高の影響は限定的となり、日経平均の前引けは5円83銭高(1万6743円32銭)となった。主な株価指数は概ね高い。

 市況関連株を見直す動きがあり、鉄鋼株が続伸し、非鉄株もチタン工業<4098>(東1)が急伸など強く、船腹の見直し報道が出た海運株も総じて堅調。丸山製作所<6316>(東1)はドローンの農業用開発に関連するとされて急伸。安川情報システム<2354>(東2)はNTTグループへの納入などで買い気配のまま2日連続ストップ高。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は欧州での特許が好感されて急伸し、カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は大腸がん抑制物質などが言われて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億8513万株、売買代金は6175億円。1部上場1971銘柄のうち、値上がり銘柄数は772銘柄、値下がり銘柄数は1010銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る