カルナバイオSは大腸がん幹細胞に関する新物質を好感し連続ストップ高

株式市場 銘柄

■決算発表後の急落を取り戻し当面の業績より期待材料が優勢の相場に

 カルナバイオサイエンス(カルナバイオS)<4572>(JQG・売買単位100株)は30日、朝から買い気配のままストップ高の2085円(400円高)に張り付いて推移し、13時30分現在もストップ高買い気配となっている。29日に「大腸がん幹細胞を抑制する新規化合物を創出」との発表を好感して急伸したのに続き、2日連続ストップ高となった。

 さる8月8日には、第2四半期決算の発表を受けてストップ安の急落となっており、その後は直近まで下値モミ合いが続いてきた。しかし、29、30日の2日連続ストップ高によってこの急落前の水準を回復。業績を嫌って下げた相場を、新材料に期待する相場が凌駕した形になり、今後は業績動向が相場に織り込まれて先々への期待が優勢になる可能性がいわれている。

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