【株式市場】円安基調など好感し主力株から材料株まで強いが一部銘柄の影響で日経平均は重い

株式

◆日経平均の前引けは1万6908円52銭(21円12銭高)、TOPIXは1335.80ポイント(6.26ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億5730万株

チャート5 9月1日(木)前場の東京株式市場は、円安基調などが好感されて自動車株や鉄鋼株などが強く、フィンテック(金融IT)関連の規制緩和期待などから大手銀行株も堅調となった。ただ、日経平均はファーストリテイリング<9983>(東1)の下げなどを受けて重く、10時過ぎの44円02銭高(1万6931円42銭)を上値にもみ合い、前引けは21円12銭高(1万6908円52銭)となった。主な株価指数は東証2部指数が軟調。

 クラリオン<6796>(東1)が自動運転に関連するイベントや女性の活躍推進に関する最優良認定などを材料に上げ、名村造船所<7014>(東1)は造船業買いの緊密化報道などで続伸。岡本工作機械製作所<6125>(東2)は科学技術振興機構への採択などが好感されて一時ストップ高。AWSホールディングス<3937>(東マ)も自動運転に関連するイベントなどが材料視されて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は9億5730万株、売買代金は8582億円。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は1073銘柄、値下がり銘柄数は734銘柄となっている。

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