立花エレテックが先行投資への期待などで3日続伸基調

株式市場 銘柄

■FA機器商社などと比較して割安感が強いとの見方

 電子・電気機器商社の立花エレテック<8159>(東1・売買単位100株)は2日、3日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に1081円(19円高)まで上げて出直りを強めている。8月初に発表した第1四半期の業績(2016年4~6月)は営業利益が前年同期比32%減少するなどの減益だったが、今期はFAシステム事業、半導体デバイス事業などの主力部門でキャリア人材の積極採用を進めており、先行投資との受け止め方が少なくないようだ。

 今期・17年3月期の業績見通しは予想1株利益を146円11銭とし、株価はPER7倍台。たとえばキーエンス(6861)のPER38倍前後、鳥羽洋行(7472)のPER13倍前後などと比較して、まだまだ割安感が強いとの見方が出ている。

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