久光製薬が米国での臨床進展など好感し後場一段強張る

株式市場 銘柄

■7月から調整続くがいったん反騰に転じても不自然ではない位置

 久光製薬<4530>(東1・売買単位100株)は6日の後場、一段強張る展開になり、13時過ぎには4950円(175円高)と上げ幅を拡大した。5日、米国で経皮吸収型統合失調症治療剤「アセナピンマレイン酸塩」の第3相比較臨床試験を開始と発表し、引き続き期待の強い展開となっている。18年度中の製造販売承認申請を目指す。

 このところは、7月の6390円を上値に調整基調が続き、8月30日には4535円まで下押した。しかし、4500円台は、2月につけた年初来の安値に並ぶ水準になり、テクニカル的にはいったん反騰に転じても不自然ではない位置関係になるようだ。新薬への期待がひとつ増えたことで、反騰が本格化するかどうか注目されている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る