JPホールディングスが待機児童に関する緊急対策など好感し出直り強める

株式市場 銘柄

■小池東京都知事が緊急対策を9日に表明する方針と伝えられる

 保育園運営の大手・JPホールディングス<2749>(東1・売買単位100株)は7日、続伸の始まりとなり、取引開始後に288円(15円高)まで上げ、8月9日以来の280円台回復となった。小池東京都知事が6日、「待機児童」に関する緊急対策を9日に表明する方針と伝えられ、政策による追い風の期待が広がった。

 7日付の日本経済新聞は、小池都知事は「都内の保育施設を視察した後、記者団に『9日の定例会見で(緊急対策を盛り込んだ)補正予算案を示したい。即効果が出るようなアイテムを並べ示すことができると思う』と話した」などと伝えた。

 JPホールディングスの今期の業績は人件費の高騰などが当初の見通しを上回る見通しで、株価は6月以降、260円前後で下げ止まりながら下値固めの展開となっている。しかし、これ以上軟化する様子は見られず、現在の水準には買い安心感があるとの見方が少なくない。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る