【株式市場】円高の再燃などで日経平均は朝方178円安だが好業績株や材料株など強い

株式

◆日経平均の前引けは1万6970円24銭(111円74銭安)、TOPIXは1343.37ポイント(9.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)はやや増えて8億7842万株

チャート14 9月7日(水)前場の東京株式市場は、休場明けのNY株式は高かったものの、為替が円高基調に転じたことなどが影響し、日経平均は朝方に178円78銭安(1万6903円20銭)まで下押した。その後は、新日鐵住金<5401>(東1)が次第に持ち直すなど主力株の底堅さが目立ち、日経平均の前引けは111円74銭安(1万6970円24銭)となった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は続伸。

 出光興産<5019>(東1)が経営統合予定先の株式取得を延期と伝えられて上げ、石油株が再編期待などから総じて高く、ノバレーゼ<2128>(東1)は投資ファンドによる買収価格に向けて連日急伸。ナイガイ<8013>(東1)は6日発表の業績見通し増額が好感されて急伸。アルファポリス<9467>(東マ)はスマートフォン向け新ゲームが材料視されて急伸し、北川精機<6327>(JQS)は需給相場の様相を強めて連日高値。

 東証1部の出来高概算は8億7842万株、売買代金は9241億円。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は669銘柄、値下がり銘柄数は1124銘柄となっている。

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