アイリッジの16年7月期は主力のpopinfo利用ユーザー数が拡大し、大幅増収増益

■今期も収益拡大基調に

 アイリッジ<3917>(東マ)は9日、16年7月期累計業績を上方修正し、発表した。

 売上高は前回予想(3月1日公表)に対して1億16百万円上回る12億30百万円(前期比65.2%増)、営業利益は16百万円上回る1億36百万円(同27.2%増)、経常利益は17百万円上回る1億37百万円(同27.2%増)、純利益は12百万円上回る92百万円(同27.4%増)を達成した。

 popinfoを搭載したスマートフォンアプリの利用ユーザー数は、16年7月に4500万ユーザーを超え、順調に推移している。また、既存取引先の継続支援、新規受注の両面から、顧客層の拡大が進んでいる。

 サービス別売上高の月額報酬は、新規アプリのリリースや、継続取引先のユーザー数の拡大により、 ストック型の安定収益を積み上げ前期比55.7%増の2億95百万円、アプリ開発・コンサル等は、既存取引先との取引拡大や新規取引先の開拓で同69.1%増の9億34百万円だった。

 17年7月期見通しの売上高は16億円(前期比30.1%増)、営業利益は2億円(同46.1)、経常利益は2億円(同45.5)、純利益は1億38百万円(同49.7)を見込んでいる。

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