オンコリスバイオファーマは北米での売上高増加など見直され続伸
- 2016/9/12 10:24
- 株式投資ニュース
■費用の適切な圧縮など進み「三角もちあい」も注目される
希少がん治療薬開発などのオンコリスバイオファーマ<4588>(東マ・売買単位100株)は12日、10時を過ぎて1210円(40円高)前後で推移し、2日続伸基調。取引時間中としては8月30日以来の1200円台回復となっている。9月8日付で個人投資家向けIR関連資料をホームページにアップし、見直されたとの見方が出ている。
今期・2016年12月期の業績見通しは、売上高ががん検査薬テロメスキャンの北米・韓国でのライセンス契約によるマイルストーン収入などによって大幅に増加し、営業利益は研究開発費の適切な圧縮などにより赤字が縮小する見通し。値動きを見ると16年6月に2070円まで上げたあとはもみ合いのレンジを次第に縮小させながら「三角もちあい」「ペナントフラッグ」を形成しており、経験則ではそのうち大きく動き出す可能性があるという。