アークンが日本へのサイバー攻撃リスクなど言われ連続ストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■全体相場が動きづらい中で材料株妙味を発揮するとの期待

 マルウェア対策などの高度ITセキュリティ開発のアークン<3927>(東マ・売買単位100株)は12日の後場一段と強含み、13時過ぎに2日連続ストップ高の1020円(150円高)に達した。目新しい会社発表の買い材料は出ていないが、8月中旬の四半期決算発表を機に持ち直し始め、直近は北朝鮮によるサイバー攻撃対策やフランスで発生した潜水艦の機密情報漏洩事件などが思惑買いを増幅しているとの見方が出ている。

 このところはインテリジェント ウェイブ<4847>(JQS)などのセキュリティ関連株の出直りが目立ち、全体相場が米国の利上げ時期を巡る不透明感や北朝鮮の核実験による地政学的リスクによって動きづらい中で材料株妙味を発揮するとの期待がある。

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