カナミックネットワークは上場2日目も買い気配のまま公開価格の2.7倍に
- 2016/9/15 09:46
- 株式投資ニュース
■この業種の銘柄はPERに幅があり特段割高との見方はない様子
東証マザーズに14日新規上場となったカナミックネットワーク<3939>(東マ・売買単位100株)は15日も買い気配をセリ上げる始まりとなり、9時30分過ぎには買い気配のまま公開価格3000円の2.7倍の8100円で買い気配となっている。まだ初値はついていない。
介護業務管理システム「カナミッククラウドサービス」で医師・介護従事者向けの情報提供などを行い、2016年9月期の業績見通し(個別・会社側発表)は、売上高が前期比6.1%増の11.04億円、営業利益は同6.2%増の2.59億円、純利益は同0.6%増の1.62億円、1株利益は同147円20銭。
株価8100円はPER55倍になるが、比較対象銘柄としては、エムスリー(2413)のPER60倍前後、ソフトマックス(3671)のPER10倍台前半などが挙げられており、この業種の銘柄はPERに幅があるため特段、割高という見方はないようだ。