神東塗料が「激甚災害」を契機に低PBRなど見直された様子で急伸

株式市場 銘柄

■道路用塗料、軌道用材料などのユニークな特殊製品を製販

 神東塗料<4615>(東1・売買単位千株)は15日、急伸相場となり、一時ストップ高の213円(50円高)まで上げて11時頃も15%高(25円高)前後。東証1部銘柄の値上がり率1位となっている。会社発表のIRニュースなどは特段出ていないようだが、道路用塗料、軌道用材料などのユニークな特殊製品を製販するため、政府が台風10号による東北や北海道の被害を「激甚災害」に指定すると伝えられたことなどが材料視されたとの見方が出ている。

 株価水準が1株純資産の3割に過ぎず、低PBR銘柄の筆頭格。業績は2014年3月期を底に回復から拡大傾向のため、見直される余地は少なくないといえる。

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