上場3日目の串カツ田中は目先キリのいい水準との見方あり売買交錯

株式市場 銘柄

■6000円の大台に乗りPERも30倍台に乗る

 上場3日目となった串カツ田中<3547>(東マ・売買単位100株)は16日、取引開始後に6080円(410円高)まで上げて連日高値を更新したが、9時20分にかけては5500円(170円安)前後で売買交錯となっている。公開価格は3900円。6000円の大台に乗った上、会社発表の今期予想1株利益195円ちょうどから見たPERが30倍台に乗ったため、目先的にキリのいい水準に達したとの指摘がある。

 ただ、業績は大幅拡大が続き、2016年11月期の業績予想(個別・会社発表)は、売上高が前期比61.6%増の40.58億円、営業利益は同45.3%増の2.93億円、純利益は同33.8%増の2.46億円、1株利益は195円ちょうど。株式上場によって知名度が「全国区」になったとの見方もある。

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