【銘柄フラッシュ】アンジェスMGなど急伸しマイナス金利据え置かれ銀行株が一斉高

銘柄

 21日は、日銀の金融政策決定会合(20~21日)でマイナス金利の「深掘り」は導入されなかったため、銀行株への副作用拡大懸念が後退。会合の結果が伝わった13時頃から銀行株が一斉高となり、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は6.8%高、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は7.3%高、九州フィナンシャルグループ<7180>(東1)は10.0%高、広島銀行<8379>(東1)は9.6%高、みちのく銀行<8350>(東1)は2.0%高だが年初来の高値。また、第一生命保険<8750>(東1)は7.4%高など生損保株も後場急動意となった。

 東証1部の値上がり率1位はクスリのアオキ<3398>(東1)となり四半期決算などが好感されてストップ高の18.0%高。2位は神戸物産<3038>(東1)の11.4%高となり、朝発表した「月次IRニュース」(8月分)などを好感。3位は山梨中央銀行<8360>(東1)の10.0%高。

 ダイトーケミックス<4366>(東2)はスマートフォン部品向けの需要が好調とされて10.3%高。アンジェスMG<4563>(東マ)は米国での特許を好感して23.4%高の急伸。日本メディカルネットコミュニケーションズ<3645>(東1)は6~8月期好調との見方があるようでストップ高の18.0%高。ファーストコーポレーション<1430>(東マ)は四半期業績の大幅増加報道などが好感されて6.8%高。

 パレモ<2778>(JQS)は業績予想の増額が好感されて21.0%高の急伸。エスケーアイ<9446>(JQS)は発行株数の最大7.37%の自社株買いなどが好感されて16.7%高。業績予想の増額が好感されて急伸。アサカ理研<5724>(JQS)は前週末発表のレアメタル回収設備の新設などが材料視されて12.4%高となった。

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