【株式市場】円高基調のため日経平均は軟調だがマザーズ指数やJASDAQ平均は高い

株式

◆日経平均の前引けは1万6786円89銭(20円73銭安)、TOPIXは1349.19ポイント(3.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億9805万株

チャート5 9月23日(金)前場の東京株式市場は、米国の利上げ見送りを受けて海外から円高基調となったことなどが影響し、日経平均は朝方に82円09銭安の1万6725円53銭まで軟化する場面があった。しかしNTTドコモ<9437>(東1)などは強く、日経平均は次第に持ち直して11時頃に一時97銭高まで堅調転換し、前引けは20円73銭安(1万6786円89銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 前売買日に上げた大手銀行株は反落模様となり、自動車株も総じて軟調だが、日本金銭機械<6418>(東1)オーイズミ<6428>(東1)などが秋の国会でのカジノ関連法案への期待が再燃とされて高い。江崎グリコ<2206>(東1)などの製菓・乳業株もしっかり。モブキャスト<3664>(東マ)は新ゲーム好調の観測などが言われて上げ、シンバイオ製薬<4582>(JQG)はシニアアドバイザーがノーベル賞候補と伝えられて高い。

 東証1部の出来高概算は9億9805万株、売買代金は1兆899億円。1部上場1977銘柄のうち、値上がり銘柄数は1061銘柄、値下がり銘柄数は763銘柄となっている。

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