【株式市場】個別物色の勢い強く日経平均は軟調だがマザーズ指数やJASDAQ平均は高い

株式

◆日経平均の終値は1万6754円02銭(53円60銭安)、TOPIXは1349.56ポイント(3.11ポイント安)、出来高概算(東証1部)は19億6332万株

チャート5 9月23日後場の東京株式市場は、日米の金融政策会合を通過して一部に円高の可能性を予想する声があるため、個別物色の色彩が強まり、自動車株は総じて安い中で日産自動車<7201>(東1)は自己株の消却などが好感されて堅調。日経平均は終始軟調だったが朝方の82円09銭安(1万6725円53銭)を割らずに底堅かった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は前引けに続いて高い。

 後場は、任天堂<7974>(東1)が腕時計型の端末「ポケモンGOプラス」への期待など言われて堅調に転換し、同社と取引の多いとされるメガチップス<6875>(東1)は一段高。森永製菓<2201>(東1)などの製菓株が高く、やまびこ<6250>(東1)などの農業機械株も高い。リファインバース<6531>(東マ)は上場間もない好業績株として人気再燃となり、シンバイオ製薬<4582>(JQG)はシニアアドバイザーがノーベル賞候補と伝えられて高い。

 東証1部の出来高概算は19億6332万株(前引けは9億9805万株)、売買代金は2兆2327億円(同1兆899億円)。1部上場1977銘柄のうち、値上がり銘柄数は1246(同1061)銘柄、値下がり銘柄数は596(同763)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、海運、建設、情報・通信、卸売り、陸運、サービス、ゴム製品、などだった。

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