【株式市場】ギリシャ情勢によるユーロ安など警戒するがマザーズ指数などは高い
- 2015/1/26 12:11
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは1万7402円97銭(108円78銭安)、TOPIXは1395.83ポイント(7.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億2041万株
26日前場の東京株式市場は、ギリシャの総選挙で急進左派連合が圧勝と伝えられたため、ユーロ圏経済の足並みの乱れなどに懸念が広がり、ユーロ安・円高や対ドルでの円高も心理的なブレーキとなり、日経平均は朝方226円04銭安(1万7285円71銭)まで下げる場面があった。しかし、欧州関連株とされるキヤノン<7751>(東1)やファナック<6954>(東1)などが徐々に値を戻したため、日経平均も次第に回復した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均はともに高い。
レーザーテック<6920>(東1)やアクシーズ<1381>(JQS)、さくらインターネット<3778>(東マ)が業績予想の増額を好感して急伸し、アクロディア<3823>(東マ)も好業績を見直す様子で急反発となった。
東証1部の出来高概算は9億2041万株、売買代金は8341億円。1部上場1863銘柄のうち、値上がり銘柄数は701銘柄、値下がり銘柄数は997銘柄だった。