【株式市場】日経平均は大引けにかけ下押すが新規上場のバリューデザインは好発進

株式

◆日経平均の終値は1万6544円56銭(209円46銭安)、TOPIXは1335.84ポイント(13.72ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億2635万株

チャート14 9月26日後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)がVR(バーチャルリアリティ)を活用した「プレイステーションVR」の予約再開などを好感して13時前から堅調転換した一方、円相場が強含んだためか自動車株などは引き続き軟調に推移。日経平均は14時半頃まで140円安の(1万6600円)前後を下値に底堅かったが、14時40分頃から日銀総裁の講演内容が断続的に伝わると次第に下押して2日続落となった。東証マザーズ指数は軟化したが、2部指数、日経JASDAQ平均は高い。

 26日新規上場のバリューデザイン<3960>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、後場13時29分に公開価格2040円の2.1倍の4315円で初値がついた。その後4420まで上げ、大引けは3900円となった。

 東証1部の出来高概算は15億2635万株(前引けは6億6341万株)、売買代金は1兆6945億円(同7091億円)。1部上場1977銘柄のうち、値上がり銘柄数は527(同632)銘柄、値下がり銘柄数は1326(同1205)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、医薬品、繊維製品、の2業種のみ(前引けは4業種)のみだった。

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