【株式市場】日経平均は259円安から回復し新規上場の2銘柄は買い気配

株式

◆日経平均の前引けは1万6490円41銭(54円15銭安)、TOPIXは1329.34ポイント(6.50ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億5275万株

チャート5 9月27日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの続落や円高基調の継続などが影響し、
朝方は輸出関連株などを中心に続落模様となった。日経平均は168円安で始まり、9時20分過ぎに259円15銭安(1万6285円41銭)まで下押した。しかし、10時30分頃からは為替が次第に円安気味になり、米国でのクリントン候補トランプ候補のテレビ討論が影響したとの見方も。トヨタ自動車<9437>(東1)が次第に持ち直して堅調に転じ、日経平均も大きく回復した。主な株価指数は総じて小安い。

 さが美<8201>(東1)が投資ファンド接近観測などを受けて2日連続ストップ高となり、ツカモトコーポレーション<8025>(東1)日本和装ホールディングス<2499>(東2)も高い。ジャパンミート<3539>(東2)は増配発表が好感されて上げ、アクセルマーク<3624>(東マ)はオンラインゲーム好調とされて高い。

【2銘柄が新規上場】

 シルバーエッグ・テクノロジー<3961>(東マ・売買単位100株)はAI(人工知能)によるマーケティングサービスなどを展開。公開価格は900円。前場は公開価格を70%上回る1530円の買い気配で昼休みに入り、まだ初値はついていない。

 チェンジ<3962>(東マ・売買単位100株)はITコンサルティングやIT人材研修を祖業としてモバイル&センシングアプリケーション事業などを展開。公開価格は1200円。前場は公開価格を70%上回る2040円の買い気配で昼休みとなり、まだ初値はついていない。

 東証1部の出来高概算は10億5275万株、売買代金は1兆78億円。1部上場1977銘柄のうち、値上が

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る