【銘柄フラッシュ】オンコセラピー・サイエンスが急伸しLINEは遂に上場来の高値
- 2016/9/28 17:47
- 株式投資ニュース
28日は、東証1部の値上がり率1位がコア<2359>(東1)の9.4%高となり、農業のIT化に資する間練磨部の物色が再燃する中で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と共同で農水省の公募研究「準天頂衛星の精密測位を活用した農作業の自動化・効率化に関する実証研究」を行っているとされて戻り高値。2位はコカ・コーラウエスト<2579>(東1)の7.9%高となり、SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に引き上げたとされて戻り高値。3位は神戸物産<3038>(東1)の7.2%高となり、為替の円高が業績カサ上げ要因になるとして業績拡大期待が衰えず連日高値。
東芝<6502>(東1)は正午前に業績予想の増額を発表し4.9%高となり年初来の高値。ネクシィーズグループ<4346>(東1)は6.6%高となり、和服の着付けレッスン大手ハクビを事業子会社に持ち、さが美<8201>(東1)が投資ファンド接近観測などを受けて26日から急伸商状となり日本和装ホールディングス<2499>(東1)も動意を強めた動きの延長との見方。寿スピリッツ<2222>(東1)は調整が進み再び好業績を評価できる水準に来たとの見方あり4.9%高。LINE<3938>(東1)は遂に上場来の高値。
アサヒ衛陶<5341>(東2)は建設現場に様式トイレの設置を義務化との大手紙報道が材料とされて12.4%高。フライトホールディングス<3753>(東2)はフィンテック(金融IT)関連株物色の再燃とされて4.3%高と反発。
オンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)は26.0%高の急伸となり、シカゴ大学の中村祐輔教授と緊密とされ、同教授ががん免疫療法の新治療システムを開発し10月初旬の第75回日本がん学会で発表と伝えられたことなどが言われた。シグマクシス<6088>(東マ)は「グーグルクラウドプラットフォーム」の日本展開に関するパートナー契約などが言われて一時ストップ高となり大引けは10.8%高。エージーピー<9377>(JQS)は丸紅グループとの電力事業に加え、野菜の植物工場などが農業のIT化関連株物色に乗るとされてストップ高の20.0%高。エスプール<2471>(JQS)は11月決算の見通し増額などが好感されて11.6%高の急伸となった。