【銘柄フラッシュ】ソフトバンク・テクノロジーなど急伸し本日上場のシンクロ・フードも好スタート

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 29日は、OPEC(石油輸出国機構)が減産との観測報道を受けて石油関連株が一斉高となり、石油資源開発<1662>(東1)が8.8%高、三井海洋開発<6269>(東1)は7.2%高、プラント建設の千代田化工建設<6366>(東1)は6.6%高。
資源関連株も動意を強め、住友金属鉱山<5713>(東1)は3.0%高程度だが戻り高値を更新した。

 東証1部の値上がり率1位はソフトバンク・テクノロジー<4726>(東1)となり、英国の世界的な半導体開発企業ARMとのパートナー契約を11時に発表し、後場はストップ高の21.7%高。2位は岩崎電気<6924>(東1)となりミネベア<6479>(東1)との提携が好感されて19.2%高。3位はトクヤマ<4043>(東1)の16.0%高となり、マレーシア子会社の売却などが材料視されて急反発。

 本日上場のシンクロ・フード<3963>(東マ・売買単位100株)は飲食店経営や関連事業に関する情報サイト「飲食店.com」の運営などを行い、公開価格は2100円。10時15分に公開価格を41%上回る2970円で初値がつき、後場3450円まで上げて大引けは3075円。
 
 上場3日目のシルバーエッグ・テクノロジー<3961>(東マ)チェンジ<3962>(東マ)はともに初日から事実上3日連続ストップ高となり、シルバーエッグ・テクノロジーは22.4%高、チェンジは22.7%高。CRIミドルウェア<3698>(東マ)は日、米、中の有力ゲームサウンドスタジオ3社との提携を好感して活況となり7.1%高。

 ジオネクスト<3777>(JQG)はソーラー発電所に関する売却益などが言われて11.5%高。スペースシャワーネットワーク<4838>(JQS)はチャート妙味や好番組が多いとの見方があり8.6%高となり年初来の高値に迫った。モジュレ<3043>(JQS)は過年度決算に対する疑義などの推移が注視されるなかで29.2%高の急反発。

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