ピックルスコーポレーションの第2四半期は、野菜の価格が高騰したにもかかわらず大幅増益

■期末配当は40周年記念配当5円を加え22円へ、好業績を背景に株価は青天井状態

 ピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の第2四半期は、野菜の価格が高騰したにもかかわらず、大幅増益となった。

 17年2月期第2四半期連結業績は、売上高189億42百万円(前年同期比20.4%増)、営業利益8億79百万円(同38.8%増)、経常利益9億27百万円(同41.1%増)、純利益6億18百万円(同26.8%増)となった。

 主要な原料野菜である白菜や胡瓜などの価格が高騰したにもかかわらず、価格が安定していたことから、好業績となった。また、フードレーベルホールディングスを子会社化したことも業績に貢献した。

 期末配当に関しては、創業40周年を記念して5円の記念配当を加えることから22円の配当とすることを発表した。

 通期連結業績予想は、前期比で売上高22.1%増、営業利益50.6%増、経常利益48.2%増、最終利益29.7%増と過去最高益更新を見込む。

 しかし、第2四半期の進捗率は、売上高51.4%、営業利益62.7%、経常利益64.2%、純利益68.9%となっていることから、利益面での上方修正が期待できる。

 29日の株価は、場中で年初来の最高値1776円を付け、引け値は1700円であった。株価指標は、PER(予)9.53倍、PBR(実績)1.08倍、配当利回り1.3%。好業績を背景に株価は青天井状態。

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