ソーバルの第2四半期は増収ならが、新規顧客、受託業務の拡大、技術者育成で、一時的に利益率低下で減益

■同日10月1日から12月31日までの3か月間の自社株買いを発表

 9月30日に発表されたソーバル<2186>(JQS)の第2四半期は、新規顧客との取引開始で増収となったものの、新規顧客、受託業務の拡大、技術者育成で、一時的に利益率が低下し減益となった。

 今期17年2月期第2四半期連結業績は、売上高40億08百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益2億52百万円(同24.0%減)、経常利益2億45百万円(同28.3%増)、純利益1億73百万円(同13.7%減)と増収ながら減益となった。

 新規顧客の開拓で増収となった。一方で、新規顧客と受託業務の拡大で売上原価率が11.8%増となったこともあり、減益となった。売上高は、当初予想を08百万円上回ったものの、利益は下回る結果となった。しかし、新規顧客の開拓が進んでいることもあり、通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、今期17年2月期連結業績予想は、売上高80億円(前期比3.7%増)、営業利益6億20百万円(同1.6%増)、経常利益6億25百万円(同0.6%増)、純利益4億05百万円(同3.4%増)と増収増益で今期も最高益更新を見込んでいる。

 また、同日、75,000株を上限とし、取得価額の総額1億1250万円を上限とする自社株買いも発表した。期間は、10月1日から12月31日までの3か月間。

 30日の株価は、1254円。株価指標はPER(予)13.02倍、PBR(実績)1.91倍、配当利回り3.35%と割高感はない。

 チャート的には、9月16日の1162円から反発を開始し、26週移動平均線を上回り、反発局面となっている。今後も、自社株買いにより、7月19日の年初来の最高値1350円を意識した動きが予想される。

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