ジーンズメイトは伊藤忠商事との提携を好感し急伸

株式市場 銘柄

■第2四半期は赤字だが織り込み済みのムード

 ジーンズメイト<7448>(東1・売買単位100株)は3日、急伸の始まりとなり、取引開始後に19%高の203円(33円高)まで上げて4月22日以来約5ヵ月ぶりの200円台回復となった。前売買日の9月30日、伊藤忠商事<8001>(東1)との間で「OUTDOOR PRODUCTS」(以下、「OUTDOOR」)ブランドのアパレル商品の製造に関するライセンス契約と第2四半期決算(2016年2~8月)を発表。第2四半期決算は赤字継続だったが約1週間前に決算予想を開示済みのため織り込み済みのムードがあり、むしろ新ブランドの展開に対する期待が優勢になったとの見方が出ている。

 年初来の高値は266円(3月)。業績が通期も赤字見通しのため、この高値水準には割高との見方もあるが、1株純資産との比較になるPBRは0.4倍台に過ぎないため、PBRでの割安を見直す様子はある。

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