タカラバイオが東工大・大隅栄誉教授のノーベル賞を好感し急伸
- 2016/10/4 09:18
- 株式投資ニュース
■バイオ株は軒並み高くなりリード役として先行高する期待
タカラバイオ<4974>(東1・売買単位100株)は4日、急伸の始まりとなり、取引開始後に1847円(168円高)まで上げて3日ぶりに高値を更新した。今年・2016年のノーベル生理学・医学賞に東京工業大学の大隅良典栄誉教授が選ばれ、その功績の「オートファジー」(自食作用)の解明に関する研究試薬の大手であることなどが材料視されている。
1800円台は2014年6月以来。このため上値にはほとんど戻り売りの圧迫がないとの見方がある。今朝はコスモバイオ(3386)、メディビックグループ(2369)なども高い中で、まずはバイオ株相場のリード役として先行高する展開を期待する様子がある。