FRONTEOがAIによるがん治療法など材料に急伸

株式市場 銘柄

■大株主のフォーカスシステムズは昨日ストップ高となり交互高を期待

 電子データの法的解析や人工知能などのFRONTEO<2158>(東マ・売買単位100株)は4日前場、ストップ高の916円まで1円に迫る915円(149円高)まで上げて急伸となった。7月にUBICから社名変更。「米シカゴ大学の中村祐輔教授と情報解析企業「FRONTEO」(本社・東京)が人工知能(AI)を活用して、がん患者に適した治療法を選んだり、患者が治療の悩みを解決したりできるサービスを開発する」(ヨミウリオンライン・ヨミドクター10月3日)と伝えられ、材料視された。

 5月に1346円まで急騰したことがあり、この頃に買った投資家からの戻り売りを警戒する様子はあるが、価格水準からはまだ出直りの初期と見ることができるため、上値を期待する雰囲気が強いようだ。また、大株主のフォーカスシステムズ<4662>(東1)が3日ストップ高となっており、両銘柄の交互高を期待する様子もある。

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