郷鉄工所が20%高!東京五輪の競技会場見直しなど材料視
- 2016/10/5 11:06
- 株式投資ニュース
■債務超過を解消する大胆な方策が飛び出す可能性に期待する様子も
郷鉄工所<6397>(東2・売買単位千株)は5日、急伸となり、11時にかけて20%高の91円(15円高)前後で推移。取引時間中としては8月5日以来2ヵ月ぶりの90円台回復となっている。破砕機/粉砕機、コンクリートガラ破砕選別プラントなど、産業機械の大手で、株価2ケタの手軽さから動意づくと値幅妙味が大きく、東京オリンピックの競技会場3ヵ所を巡る見直しの動きなどが思惑材料視されたとの見方がある。
業績は赤字基調の見込みで、「2017年3月期末に債務超過解消できねば上場廃止へ」(盗用経済新報社・会社四季報16年9月号)というリスクがあるが、それだけに債務超過を解消する大胆な方策が飛び出す可能性があるといった期待もあるようだ。