弁護士ドットコムのクラウド電子契約サービスが開始1年で契約3万件を突破
- 2016/10/5 13:31
- 株式投資ニュース
■今後はデジタルガレージとブロックチェーン技術を用いた展開も推進
弁護士ドットコム<6027>(東マ・売買単位100株)は5日、反発となり、13時を過ぎては765円(11円高)前後で強い展開となっている。4日付で、新サービス「クラウドサイン」がサービス開始1年で累計契約締結件数3万件を突破と発表し、注目が集まった。
「クラウドサイン」(CloudSign)は、まだ「紙と印鑑」が主流の個人や企業間の契約ごとをウェブ上ですべて電子化することにより、作業の効率化、契約締結までの時間短縮を可能とするシステム。2015年10月19日に日本初のWeb完結型クラウド契約サービスとしてスタートし、16年10月4日にクラウドサインにおける累計契約締結件数が3万件を突破した。
今後は、金融機関への導入や、他業界への普及を加速化させ、導入企業数を拡大させるとともに、プロダクト面においては、API 機能をはじめとした幅広いデバイスへの対応、契約書レビューなど、新機能を順次追加していく予定。
また、デジタルガレージ<4819>(東1)とその投資先であるブロックチェーン関連技術の開発を手がける Blockstream社(本社:カナダ・モントリオール、President:Adam Back)と連携し、ブロックチェーン技術を用いて所有権移転などの契約の自動執行を可能とし、従来の書面による契約締結実務をより効率化かつ安全に進める技術「スマートコントラクト・システム」の開発を、高い改ざん防止性やゼロダウンタイムの実現などを目指し、共同で検討開始するとした。