【業績でみる株価】フェイスは17年3月期通期業績予想に再増額余地

■基調転換して戻り試す展開へ

 フェイス<4295>(東1)の17年3月期通期の連結業績予想(8月10日に増額修正)は減益予想だが、再増額余地がありそうだ。株価は年初来安値圏から切り返しの動きを強めている。基調転換して戻りを試す展開だろう。

 17年3月期第1四半期の連結業績は前年同期比4.5%増収、3.1倍営業増益、3.0倍経常増益、3.7倍最終増益だった。コンテンツ事業はフューチャーフォン向けサービスの減少で減収だが、新規事業を強化しているコロムビア事業はアニメ関連作品、ゲームソフトおよびアーティストマネジメント関連事業が好調に推移した。利益率の高い作品が好調だったことも寄与して大幅増益だった。

 通期の連結業績予想(8月10日に第2四半期累計および通期予想を増額修正)は、売上高が前期比0.8%減の200億円で、営業利益が同15.3%減の13億円、経常利益が同18.3%減の12億50百万円、純利益が同30.3%減の4億50百万円としている。通期予想は実質的に第2四半期累計の増額分を上乗せして下期を据え置いた形であり、通期予想に再増額余地があるだろう。

 株価は年初来安値圏1000円台から切り返しの動きを強めている。そして10月3日と4日には1185円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じて下値を支える形となり、戻りを押さえていた26週移動平均線突破の動きを強めている。基調転換して戻りを試す展開だろう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る