インフォコムは農作物を栽培する土壌環境の状態表示を行うアプリケーション「SOIL MANAGER」を開発

■「土壌データ取得・蓄積」、「土壌改善アラート発信」、「作物育成状況の記録」の3つの機能を備える

 インフォコム<4348>(JQS)は、今後成長が見込まれるIoT領域においてITを活用した事業の展開/サービスの開発を図っている。その様な中、今回、農作物を栽培する土壌環境の状態表示を行うアプリケーション「SOIL MANAGER(ソイル マネジャー)」を開発した。

 「SOIL MANAGER」は、「土壌データ取得・蓄積」、「土壌改善アラート発信」、「作物育成状況の記録」の3つの機能を備えている。

 「土壌データ取得・蓄積」機能では、専用センサーにより測定された土壌の温度、湿度、EC値(土壌中に存在している肥料の含有を表す数値)、水分量、日射量を記録する。
 「土壌改善アラート発信」は、土壌のEC値や水分量が基準値を超えた場合にアラート発信を行う。
 「作物育成状況の記録」は、作物の育成の状況を写真とともに記録する。

 同製品は、10月12日(水)から14日(金)に幕張メッセで開催される「第3回国際次世代農業EXPO」に、イノテックと共同で参考出展される。

 就業人口が減少の一途をたどる日本の農業では、生産性の向上や作物の競争力強化などが重要な課題であり、この様な課題解決に同社の「SOIL MANAGER」は貢献するものと期待される。

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