【業績でみる株価】ノダの16年11月期第3四半期累計は大幅増益、14年1月高値を試す

 木質系住宅建材メーカーのノダ<7879>(東2)が10月7日発表した16年11月期第3四半期累計(12~8月)の連結業績は大幅増益だった。通期予想は再増額余地がありそうだ。株価は14年1月高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開だろう。これを突破すれば04年高値が視野に入る。

 16年11月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比8.2%増の473億51百万円で、利益は営業利益が同8.3倍の25億36百万円、経常利益が同4.1倍の25億57百万円、純利益が同4.4倍の15億73百万円の大幅増益だった。住宅建材事業が同5.3%増収、同2.1倍増益、合板事業が同13.8%増収、同11.1倍増益と好調だった。住宅建材事業では新製品・新シリーズ投入も寄与した。合板事業では15年5月稼働した新合板工場も寄与して、国産針葉樹合板が大幅伸長した。

 通期の連結業績予想は前回予想(7月13日に増額修正)を据え置いて、売上高が前期比4.2%増の633億円、営業利益が同2.7倍の30億円、経常利益が同91.8%増の30億50百万円、純利益が同97.9%増の20億40百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.8%、営業利益が84.5%、経常利益が83.8%、純利益が77.1%と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。

 株価は年初来高値圏700円近辺でモミ合う形だが、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が追いついてきた。日柄調整が完了した形だ。指標面の割安感が強く、好業績を評価して9月の年初来高値756円、さらに14年1月高値766円を試す展開だろう。これを突破すれば04年高値が視野に入る。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■従来比でCO2排出量を大幅削減可能な製造方法を実証  大阪大学、川崎重工業<7012>(東証プラ…
  2. ■NVIDIAの「HGX H200」を活用し、高度な計算力を提供  東北電力<9506>(東証プラ…
  3. ■関東・関西間で自動運転レベル2トラックの実証実験を2025年7月に実施  食品大手の江崎グリコ<…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る