昭和シェル石油が約2ヵ月ぶりに4ケタ回復など石油株が軒並み高
- 2016/10/11 10:47
- 株式投資ニュース
■米WTI原油が約4ヵ月ぶりに50ドル台回復し在庫評価の回復など期待
昭和シェル石油<5002>(東1・売買単位100株)は11日、朝方に1002円(25円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに4ケタ(1000円)台を回復し、10時を過ぎても999円(22円高)前後で強い展開となっている。米WTI原油先物が10日、約4ヵ月ぶりに1バレル50ドル台に乗ったことが好感されている。出光興産<5019>(東1)は6月以来の水準になる2380円(88円高)前後で推移し、石油関連株は軒並み高い。
10日の米WTI原油(NYMEX)は、先物中心限月が1バレル51.35ドル(1.54ドル高)となり、約4ヵ月ぶりの高値水準まで上昇したと伝えられた。石油元売り会社にとっては在庫評価が回復する要因になり、場合によっては評価益が発生するため業績に直接寄与する。