「マグネシウム電池」材料に神島化学や古河電池が急伸

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■ホンダと埼玉県産業技術センターが実用化にメドと伝えられ連想広がる

 神島化学工業<4026>(東2・売買単位100株)は11日、急伸となり、朝方に14%高の988円(125円高)まで上げて10時30分を過ぎても7%高前後で売買活況となっている。マグネシウムの大手で、10月9日付の日本経済新聞・朝刊が、「ホンダと埼玉県産業技術総合センター(埼玉県川口市)は世界で初めてマグネシウムを使い、繰り返し充電できる2次電池の実用化にメドを付けた」「スマートフォンなどに使うリチウムイオン電池より材料コストが大幅に安く、大きさも半分程度」などと伝え、連想買いが広がったとの見方が出ている。

 ホンダ<7267>(東1・売買単位100株)は小高い程度だが、古河電池<6937>(東1・売買単位千株)は朝方にストップ高の755円(100円高)まで急伸した。同社は2014年に「マグネシウム電池」の開発が材料視されて急伸したことがあり、現在は、紙容器製で水を入れるだけで電池になる世界初のマグネシウム空気電池「マグボックス」を商品化している。古河電気工業<5801>(東1・売買単位100株)も高い。

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