【株式評論家の視点】シルバーエッグ・テクノロジーが公開価格の5倍と上昇、目先は乱高下の展開を予想

株式評論家の視点

 シルバーエッグ・テクノロジー<3961>(東マ)は、9月27日に東京証券取引所マザーズに上場した。日本で初めてのレコメンデーション技術を専門とする会社で、1998年にアメリカ人でテクノロジストのトーマス・フォーリーとアントレプレナー西村淳子によって設立。現在ではリアルタイムにビッグデータを解析できる高精度なレコメンデーション技術による様々なウェブサービスを提供している。

 「AI(人工知能)クラウド型サービスで、あらゆるタッチポイントにおけるリアルタイム・パーソナライゼーションの実現」をミッションに掲げ、ECサイト運営企業、ウェブサービス企業向けに、AI(人工知能)を用いたマーケティング支援ツールである「リアルタイム・レコメンド・サービス」を提供している。

 今2016年12月期第2四半期業績実績は、売上高が3億4200万円、営業利益が6000万円、経常利益が6000万円、純利益が3900万円に着地。

 通期業績予想は、売上高が7億4100万円(前期比23.7%増)、営業利益が1億1800万円(同58.3%増)、経常利益が1億1800万円(同58.2%増)、純利益が7500万円(同56.5%増)を見込んでいる。調達した資金は人材採用やサーバーの強化に充てる方針。

 株価は、上場2日目の9月28日に公開価格900円の2.91倍の2622円で初値をつけた後10月4日高値4620円と上昇。その後、モミ合っている。レコメンドのチューニングによって約130%の効果向上を実現したカクヤスや、実店舗、ネット通販を連携させたパーソナライズドに取り組むユナイテッドアローズなど導入実績があり、アジアや欧州への展開を検討しており、今後も高い成長が続くと期待される。公開価格の5倍と買い進まれたことから、目先は乱高下の展開も予想されるが、3800円どころが下値として意識された感もあり、短期的には突っ込み買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■特殊な無線技術で高感度化、動物実験で市販測定器と高い一致  早稲田大学と山口大学の研究グループは…
  2. ■2019年以来の来日、K-POP史上最多規模の単独ツアー  21世紀のポップアイコン・BTSが、…
  3. ■開園から42年266日、2パーク合計で大台到達  オリエンタルランド<4661>(東証プライム)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  2. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  3. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  4. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  5. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  6. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る