本日上場のKHネオケムは全体相場の地合い軟弱もあり公開価格の5%安で初値

株式市場 IPO 鐘

■公開価格でのPERは9.4倍になり割安なイメージ

 12日、東証1部に新規上場となったKHネオケム<4189>(東1・売買単位100株)は可塑剤原料や電子材料などの機能性化学製品を製造販売し、前身は旧・協和発酵グループの協和油化。公開価格は1380円。日経平均が170円安ではじまるなど全体相場の地合いが軟弱なため、9時9分に公開価格を5%下回る1306円で初値がつき、その後は1332円まで切り返す場面を見せて売買をこなしている。

 会者発表の今期・2016年12月期の業績予想(連結)は、売上高が前期比26.5%減の761億円、営業利益は同19.8%増の75億円、純利益は同33.9%減の51億円、1株利益は147円27銭。

 公開価格でのPERは9.4倍になり、住友精化(4008)のPER12倍前後、川崎化成工業(4117)のPER65倍前後などが参考にされている。

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