【株式市場】対ユーロで円安再燃し日経平均は大反発だがマザーズ指数は軟調

◆日経平均の前引けは1万7719円42銭(250円90銭高)、TOPIXは1419.30ポイント(17.22ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億8117万株

チャート15 27日前場の東京株式市場は、昨日のユーロ安・円高が一転して円安基調になったことなどが好感され、欧州景気関連株とされるマツダ<7261>(東1)や海運株、空運株などが高く、日経平均は朝方に276円77銭高(1万7745円29銭)まで上げて強い展開となった。半面東証マザーズ指数は軟調となった。

 ソニー<6758>(東1)キッコーマン<2801>(東1)味の素<2802>(東1)や乳業2銘柄などが軒並み昨年来の高値に進み、中越パルプ工業<3877>(東1)は樹木セルロース活用の新素材を材料にストップ高。マザーズ市場でもクラウドサービス関連のASJ<2351>(東マ)クラウドワークス<3900>(東マ)などが高い。

 東証1部の出来高概算は10億8117万株、売買代金は1兆138億円。1部上場1863銘柄のうち、値上がり銘柄数は1398銘柄、値下がり銘柄数は326銘柄だった。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、値上がり率の高い業種は水産・農林、医薬品、小売り、不動産、電力・ガス、陸運、石油・石炭、建設、ガラス・土石、などとなっている。

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