カナミックネットワークは上場1ヵ月で株式分割を発表し急伸
- 2016/10/12 11:24
- 株式投資ニュース
■10月31日の最終株主を対象に1株を2株に分割
介護業務管理システムなどのカナミックネットワーク<3939>(東マ・売買単位100株)は12日の前場、8160円(410円高)まで上げて4日続伸基調となり、出直りを強めた。9月14日に新規上場となった銘柄で、10月11日の取引終了後、2016年10月31日を基準日として同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の保有する普通株式を1株につき2株の割合をもって分割すると発表。上場から約1ヵ月での株式分割に意外感が広がった。
介護ソフト「カナミッククラウドサービス」は、全国各地でのシステムユーザー実績が約4万3000名以上(2015年9月現在)。約1万3000事業所の医療法人・介護事業所、全国で約220拠点以上の地域包括支援センターへの導入実績がある。2016年9月期の業績見通し(個別)は、売上高が前期比6.1%増の11.04億円、営業利益は同6.2%増の2.59億円、純利益は同0.6%増の1.62億円、1株利益は同147円20銭。決算発表は2016年11月中旬の予定。