PCデポが9月の月次報告を受け急反発

株式市場 銘柄

■既存店売上高は2ヵ月続けて前年同月を割り込んだが影響一巡感

 パソコン量販チェーンのピーシーデポコーポレーション(PCデポ)<7618>(東1・売買単位100株)は12日の前場、554円(78円高)まで上げて急反発となった。11日の夕方、9月の月次報告を発表。高額な解約料金などに対するネット上での批判問題の影響が注目される中で既存店売上高が前年同月の78.5%となり、2ヵ月続けて前年同月を割り込んだが、受け止め方としては影響一巡とみる向きが優勢な形になった。

 株価は8月上旬まで1100円台から1200円台で推移し、同月末には600円前後まで下落。その後は下げ渋りながらもジリ安基調に転じ、10月11日に2014年以来の安値になる473円まで下押した。テクニカル的には、まだ底値が確認できたとは言えないようだが、ジリ安基調に転じてからは最大の上げ幅となっており、基調に変化が出る可能性が言われている。

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