東京ガスは米国で天然ガス火力発電事業に参画

■米国での発電事業は初めて

 東京ガス<9531>(東1)は14日、子会社の東京ガスアメリカ社が、米国のエナジー・キャピタル・パートナーズ(米国ニューヨーク州)が保有している天然ガス火力発電所「エンパイア発電所」の運営を行うことを目的として、伊藤忠商事<8001>の米国発電事業子会社(ティア・エナジー社)および関西電力<9503>の米国子会社(ケーピック・ユーエスエー社)と新たに設立した合弁会社を通じ、同発電所の権益25%を取得することを発表した。東京ガスが米国での発電事業に参画するのは初めてとなる。

 今回、3社で新たに合弁会社を設立し、エナジー・キャピタル・パートナーズから全株式を取得する。出資比率は伊藤忠が50%、関西電力と東京ガスがそれぞれ25%となる。発電容量は63.5万キロワット。東京ガスと関西電力との共同参画は、海外発電事業分野における初めての連携となる。

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